毎週月曜のあさ、ひとつだけ質問がとどきます。
こたえるのは、話すだけ。
約1年で、お母さんやお父さんの話が、一冊になります。
母の日に、敬老の日に、古希や喜寿のお祝いに。贈りものにも、じぶんにも。どこまで話しても、一冊になります。
その答えを、あなたは知りません。
週にひとつ、質問がとどきます。LINEをひらくだけ。アプリのダウンロードも、パスワードもありません。
書いても、話しても。電話でも。3分でじゅうぶんです。むずかしい週はこの質問は、パスするも、今週は休むもあります。
答えるたび、あなたの言葉のまま文章になり、一冊が育っていきます。
約1年で完成。一冊は封印され、鍵カードがとどきます。それを、渡したい人に、あなたの手で。
この数字は、減ることがありません。
できあがるのは、一冊の「まえがき」。
あなたの語り口のまま編まれた読み物。原文と声も、そのままのこります。
子どものころ、住んでいた家のことをきかせてください。
在所の平屋だった。土間があって、雨の日は土の匂いがした。祖母がいつも竈のまえにいて、わたしはその背中で育ったようなものだ。夕方になると、味噌汁の湯気と、薪のはぜる音がした。
語った言葉のまま、章になります。写真は、そえるだけ。
完成見本を、そのまま読むめぐみさんへ
あなたが嫁ぐ日にくれた手紙は、いまも箪笥のひきだしに入っています。返事を書かないまま、二十年がたちました。この一冊を、その返事にします。
あなたが生まれた朝のことも、ミシンの音のことも、ぜんぶ話しました。あなたの知らないわたしが、ずいぶんおったでしょう。
——ありがとう。今度は、わたしから先に言います。
手紙は、書かなくてだいじょうぶ。一年分の語りから、あなたの言葉だけをつかって組み上がります。白紙をわたされることは、ありません。読んで、直して、うなずくだけ。
宛先は、あとから。だれに宛てるかを選ぶのは、贈った人ではなく、語った本人です。48の質問を終えた、そのあとで。宛先に「未来のじぶん」を選ぶこともできます。
はじめの一枚。贈るとき、あなたの手から。
さいごの一枚。完成したら、本人の手から。
つづきは、語った人のこれからの日々に。
そして、読んだ人の中に。
ロック画面やトーク一覧に出るのは「今週の質問がとどきました」だけ。話した中身が、家族の目にふれることはありません。
お話は受け取った瞬間に、わたしたち運営にも読めないかたちになります。ひらけるのは、鍵カードを受け取った人だけです。
200年以上の保存を設計目標とする場所に、ひらけないかたちのまま置きます。ひらきかたの手順は公開されていて、鍵カードだけで完結します。
お支払いは、この一回だけです。追加の費用も、自動更新もありません。12週をすぎれば、いつ仕上げても一冊になります(価格は同じです)。開始から14日以内は、全額返金いたします。
じぶんの話を、のこしておきたい方へ
贈りものでなくても、はじめられます。還暦に、退職に、ふたりの記念日に。週にひとつ、じぶんに会いにいく一年です。
LINEだけで完結します。文字を打たなくても、ボタンをひとつ押して、話すだけで答えられます。
電話でこたえる方法もあります。決めた曜日と時刻に、こちらからおかけします。固定電話でも、だいじょうぶです。
「この質問は、パスする」がいつでも使えます。理由は聞きません。似た質問は、それきり来なくなります。
休めます。せかす通知は届きません。もどる場所は、なくなりません。そして12週をすぎていれば、そこまでの話が、そのまま一冊になります。
きかれるのは、いつも場面のことです。「どんな家で、どんな匂いがしましたか」。思い出したことを、そのまま話してください。
週にひとつ、きくだけ。
はじめる ¥39,800